Japanese Battleships

艦名	NAME	建造所	就役日	退役日	除籍日	備考
大和（1、2）	Yamato	呉海軍工廠	1941/12/16	―	1945/8/31	◎1937/11/4　起工 ◎1940/8/8　進水 ◎1941/12/16　竣工、呉鎮守府籍となる、連合艦隊に編入 ◎1941/12/21　柱島へ回航。警泊、訓練に従事 ◎1942/2/12　連合艦隊旗艦となる ◎1942/5/29　柱島出航。ミッドウェー海戦（連合軍側呼称：Battle of Midway）に参加 ◎1942/6/14　柱島帰投。警泊、訓練に従事 ◎1942/8/5　連合艦隊第一戦隊に編入 ◎1942/8/17　柱島出航（ソロモン作戦支援のため） ◎1942/8/29　トラック入港。警泊、訓練整備に従事 ◎1943/2/11　連合艦隊旗艦を武蔵に移揚 ◎1943/5/8　トラック入港。内地に向かう ◎1943/5/13　柱島入港 ◎1943/5/14　呉へ回航。入渠準備 ◎1943/5/21　呉海軍工廠にて入渠 ◎1943/5/30　出渠、修理整備 ◎1943/7/12　呉海軍工廠にて再入渠 ◎1943/7/17　出渠、修理整備 ◎1943/7/21　呉出航。速力試験、出動訓練に従事 ◎1943/8/16　呉出航 ◎1943/8/23　トラック入港。警泊 ◎1943/10/17　トラック出航 ◎1943/10/19　ブラウン着。警泊 ◎1943/10/23　ブラウン発 ◎1943/10/26　トラック入港。警泊 ◎1943/12/12　横須賀に向けトラック出航 ◎1943/12/17　横須賀入港 ◎1943/12/20　トラックに向け横須賀出航 1943/12/25　トラック島北方海域にてアメリカ海軍潜水艦Skate（SS-305）の雷撃3本を受け、3番砲塔右舷に1本命中、同上部火薬庫および付近に浸水したが、人員載貨に異常なく、損害軽微、同日、トラック入港。警泊 ◎1944/1/10　呉に向けトラック出航 ◎1944/1/16　呉入港 ◎1944/1/28　損害箇所調査のため呉海軍工廠第四船渠にて入渠（～1944/2/3） ◎1944/2/25　第二艦隊第一戦隊に編入 ◎1944/2/25　呉海軍工廠にて再入渠、修理および改装工事 ◎1944/3/18　同出渠。整備作業に従事 ◎1944/4/11　呉出航。伊豫灘にて諸公試。柱島警泊 ◎1944/4/17　呉へ回航。輸送物件搭載、補給 ◎1944/4/21　マニラに向け呉出航 ◎1944/4/26　マニラ入港 ◎1944/4/28　リンガ泊地に向けマニラ出航 ◎1944/5/1　リンガ泊地着。訓練に従事 ◎1944/5/11　タウイタウイに向けリンガ泊地発 ◎1944/5/14　タウイタウイ入港 ◎1944/6/13　タウイタウイ出航 ◎1944/6/14　ギラマス着 ◎1944/6/15　ギラマス発。マリアナ沖海戦（連合軍側呼称：Battle of the Philippine Sea）に参加 ◎1944/6/22　中城湾入港 ◎1944/6/23　同出航 ◎1944/6/24　柱島入港 ◎1944/7/8　同出航。陸軍部隊輸送 ◎1944/7/10　中城湾入港。同日、中城湾出航 ◎1944/7/16　リンガ泊地着。輸送物件揚陸。訓練に従事 ◎1944/10/18　リンガ泊地発 ◎1944/10/20　ブルネイ着。燃料補給 ◎1944/10/22　ブルネイ発。レイテ湾に向かう ◎1944/10/23　パラワン水道付近にて旗艦愛宕が被雷により沈没。第二艦隊旗艦となる（↑日本海軍重巡洋艦愛宕（1944年時）） 1944/10/24　シブヤン海にてアメリカ海軍機の攻撃を受け、爆弾1発が前甲板左錨鎖庫に命中、各甲板を貫いて水面下で炸裂し、最上甲板に径40cm、上甲板に径50cm、中甲板に径1ｍ、左舷水線下外舷に1×2ｍと2×4ｍの破口、付近構造物が破壊（1、2、3、4） ◎1944/10/25　サマール島にて敵空母群に対し主砲、副砲をもって砲撃 1944/10/26　シブヤン海にてアメリカ海軍機の攻撃を受け、前甲板に2発の直撃弾を受ける。1発目は63番ビーム、船体中央から7ｍ右寄りに命中、最上甲板を貫通して上甲板において炸裂、付近の兵員室を破壊。ほかの1発は1番砲塔の盾肩に命中、その場で炸裂 ◎1944/10/28　ブルネイ入港。燃料補給 ◎1944/11/8　ブルネイ出航。新南群島方面行動 ◎1944/11/11　ブルネイ入港 ◎1944/11/15　第一戦隊閉隊、第二艦隊直率に編入 ◎1944/11/16　ブルネイ出航。内地に向かう ◎1944/11/24　呉入港。呉海軍工廠にて入渠修理 ◎1945/1/1　第二艦隊第一戦隊に編入 ◎1945/1/3　呉海軍工廠出渠、内海西部にて待機訓練 ◎1945/2/10　第二艦隊第一航空戦隊に編入 ◎1945/3/19　呉付近にて敵艦上機と交戦 ◎1945/4/5　海上特攻として沖縄に突入命令を受領 ◎1945/4/5　徳山にて燃料4,000ｔ搭載（満載は6,300ｔ） ◎1945/4/6　1520時、大和、矢矧、四十一駆逐隊（冬月、涼月）、十七駆逐隊（磯風、濵風、雪風）、二十一駆逐隊（朝霜、初霜、霞）は徳山沖出撃 ◎2000--豊後水道通過、深島南端の140ﾟ2.5浬にて140ﾟに変針、速力22ktで一斉回頭し之字運動を行う ◎1945/4/7　0300時、大隅海峡を通過 ◎0345--佐多岬の193ﾟにおいて280ﾟに変針 ◎0840--150ﾟ方向40kmに敵艦上機7機を認む ◎1014--230ﾟ45kmに敵飛行艇2機が触接せるを認む。180ﾟに右一斉回頭 ◎1017--触接機に対し主、副砲射撃開始 ◎1018--射撃やめ（触接機を雲中に見失う） ◎1110--180ﾟ方向に先の触接機を発見。240ﾟに右一斉回頭、速力24kt ◎1129--205ﾟに左一斉回頭し予定航路に向かう ◎1145--之字運動再興 ◎1222--250ﾟ45kmに大島輸送隊を認む ◎1232--150ﾟ方向50km敵艦上機150機を認め之字運動をやめる。飛行機に射撃開始 ◎1240--90ﾟ方向より艦爆数機急降下してきたが、1機を撃墜。最大戦速、後檣付近に中型爆弾2発命中。後部射撃指揮所、2番副砲、一三号電探破壊 ◎1243--左90ﾟ1,000ｍ付近に雷跡3本発見 ◎1245--左舷前部に魚雷1本命中 ◎1257--右艦尾より艦爆数機が急降下、1機撃墜 ◎1300--180ﾟに転針。敵新目標50機を認む ◎1333--左60ﾟに雷撃機20機が向かってきたので左に回避 ◎1334--左50ﾟ2,000ｍに雷跡6本を認む ◎1337--左舷中部に魚雷3発命中。副舵が取舵ままで故障 ◎1344--左舷中部に魚雷2発命中 ◎1345--副舵中央に固定。205ﾟに変針 ◎1400--右艦首より艦爆数機が急降下してきて中型爆弾3発命中 ◎1405--左60ﾟ800ｍに雷跡1本発見 ◎1407--右舷中部に魚雷1本命中 ◎1410--左60ﾟ1,000ｍに雷跡4本を発見 ◎1412--左舷中部、後部に魚雷2本命中。針度0ﾟ、機械片舷で実測12kt。傾斜左へ6ﾟ ◎1417--左舷中部に魚雷1本命中。傾斜急に増加 ◎1420--傾斜左へ20ﾟ 1423--大傾斜、前後砲塔に誘爆して沈没。第二艦隊司令長官、艦長以下乗組員1,498名死亡。生存者276名。沈没地点30.22N、128.04E（大和戦闘詳報より、実際は30.43N、128.04E） ◎1945/4/20　連合艦隊付属に編入
☆大和の撃沈スコア（以下の艦船）・1944/10/25　アメリカ海軍駆逐艦ホーエル Hoel（DD-533、サマール島沖にて損傷を与える）（←アメリカ海軍フレッチャー級駆逐艦）・1944/10/25　アメリカ海軍駆逐艦ジョンストン Johnston（DD-557、サマール島沖にて損傷を与える）（←アメリカ海軍フレッチャー級駆逐艦）
武蔵（1、2）	Musashi	三菱長崎造船所	1942/8/5	―	1945/8/31	◎1938/3/29　起工 ◎1940/11/1　進水 ◎1942/8/5　竣工、横須賀鎮守府籍となる、連合艦隊第一戦隊に編入 ◎1942/8/10　柱島へ回航。出動訓練に従事 ◎1942/9/3　呉にて残工事施行（～1942/9/28） ◎1942/9/28　柱島へ回航。出動訓練に従事 ◎1943/1/18　トラックに向け呉出航 ◎1943/1/22　トラック入港 ◎1943/2/11　連合艦隊旗艦となる ◎1943/5/17　山本長官の遺骨を搭載して、トラック出航 ◎1943/5/22　木更津沖着。警泊 ◎1943/6/9　木更津沖発、横須賀へ回航。補給整備作業 1943/6/24　天皇陛下が武蔵に行幸 ◎1943/6/25　呉に向け横須賀出航 ◎1943/6/27　呉入港、補給 ◎1943/7/1　呉海軍工廠にて入渠 ◎1943/7/8　出渠。警泊、物件搭載 ◎1943/7/14　公試のため呉出航。同日、柱島着。警泊 ◎1943/7/30　呉出航、同日、長浜沖着 ◎1943/7/31　トラックに向け長浜沖発 ◎1943/8/5　トラック入港。出動訓練に従事 ◎1943/10/17　トラック出航 ◎1943/10/19　ブラウン着。警泊待機 ◎1943/10/23　ウェーキ島方面に向けブラウン発。索敵行動 ◎1943/10/26　トラック入港。出動訓練従事 ◎1944/2/10　横須賀に向けトラック出航 ◎1944/2/15　横須賀入港。整備、補給、輸送物件搭載 ◎1944/2/24　パラオに向け横須賀出航 ◎1944/2/25　第二艦隊第一戦隊に編入 ◎1944/2/29　パラオ入港。警泊 ◎1944/3/29　呉に向けパラオ出航 1944/3/29　パラオ西水道にてアメリカ海軍潜水艦タニー Tunny（SS-282）の雷撃により損傷（魚雷1本が左舷27番ビーム水線下6ｍに命中。前部揚錨機械室満水、被害個所を補強し、航行支障なく呉に向かう） ◎1944/3/31　連合艦隊司令部遭難により旗艦でなくなる ◎1944/4/3　呉入港 ◎1944/4/10　呉海軍工廠第四船渠にて入渠。損傷個所復旧および訓令工事施工 ◎1944/4/22　出渠。呉にて整備、補給、輸送物件搭載 ◎1944/5/4　諸試験のため呉出航 ◎1944/5/5　屋島沖着。警泊 ◎1944/5/10　諸訓練のため屋島沖発。同日、佐伯着 ◎1944/5/11　佐伯出航 ◎1944/5/12　中城湾仮泊。同発 ◎1944/5/16　タウイタウイ入港 ◎1944/6/13　タウイタウイ出航 ◎1944/6/14　ギマラス着 ◎1944/6/15　ギマラス発。マリアナ沖海戦（連合軍側呼称：Battle of the Philippine Sea）に参加 ◎1944/6/22　沖縄県中城湾入港 ◎1944/6/23　同出航 ◎1944/7/8　呉出航 ◎1944/7/10　中城湾入港。同日、同出航 ◎1944/7/16　リンガ泊地着。輸送物件揚陸、訓練に従事 ◎1944/10/18　リンガ泊地発 ◎1944/10/20　ブルネイ着。燃料補給 ◎1944/10/22　ブルネイ泊地発。レイテ湾に向かう ◎1944/10/23　パラワン水道付近にて摩耶乗組員を救助（↑日本海軍重巡洋艦摩耶（1944年時）） 1944/10/24　シブヤン海にてアメリカ海軍機の攻撃を受ける（1、2、3、4、5） ◎1000--（第一次空襲）敵機40機を発見し、間もなく右正横上空の密雲中に見失う。当時、上空には巻積雲があって敵機発見は至難の状況であった 1025--敵機に対し射撃を開始。右舷艦首方向および右舷艦尾方向より、同時に急降下爆撃を受ける。至近弾4を艦首付近に受け、艦首水線下漏水。1番主砲塔天蓋に60kg爆弾が命中したが、なんらの被害なし 1027--右舷より雷撃機3機が魚雷発射、魚雷1本命中し、右へ約5.5ﾟに傾斜。魚雷命中の激動により、主砲前部方位盤が旋回不能となる 1138--（第二次空襲）雷撃、爆撃機16来襲。左舷に魚雷3本命中し、左へ約5ﾟ傾斜。第2水圧機室に浸水。爆弾2発命中、左舷前部兵員厠を破壊し、左艦首に“マクレ”を生ず。左舷138番ビーム4番高角砲前方に爆弾が命中。最上甲板、上甲板を貫通して中甲板第10兵員室にて炸裂、第2機械室に火災侵入 1217--（第三次空襲）爆撃、雷撃機13機来襲、魚雷1本が右舷に命中。測程儀室、測深儀室破壊 1223--（第四次空襲）爆撃、雷撃機20機来襲、両舷に魚雷各1本が命中。すでに艦の前部は中甲板まで浸水していたところ、この被害により艦首がさらに沈下し、前“トリム”4ｍとなる。右舷に魚雷1本命中するも“アーマー”内は異常を認めず。さらに右舷に魚雷1本命中。第2防御指揮所入り口側壁3ヶ所より浸水。左舷に爆弾3発命中、火災なし。前部にいた応急員はほとんど戦死、右舷に爆弾1発命中。厨業事務所内にて炸裂、火災なし。第四次被害により右に傾斜、右舷排水により傾斜右1ﾟまで復原 ◎1315--（第五次空襲）敵機30機が近接してきたが、武蔵には来襲せず ◎1445--敵機75機来襲 1521--敵機来襲し、命中した魚雷、爆弾多数あったが、明瞭に数えられたもの魚雷命中11本、爆弾10発、至近弾6発。命中爆弾の1発は防空指揮所右舷に命中、第1艦橋にて炸裂、防空指揮所右舷を吹き飛ばし、第1艦橋および作戦室を大破、艦長右肩部に負傷。命中弾3発は左舷に命中し上甲板で炸裂。単装2、4番機銃、特設2番連装機銃、通信指揮室、第1通信室および電話室を破壊、第4、8缶室に火災侵入。第5、第6弾は右舷艦長昇降口付近に命中。単装1、3番機銃、特設1番連装機銃を破壊。第7弾は中央高射員待機所に命中、旗甲板以下の前楼檣後面を大破した。第8弾は左舷上甲板第5兵員室にて炸裂。中甲板病室を大破。第9弾は1番砲塔天蓋に命中。第10弾は右舷士官室にて炸裂、70番ビームから95番ビームまで縦亀裂を生じ、最大亀裂の所は人員の出入りができるほどであった。魚雷は左舷3本、右舷2本がほとんど同時に命中。装甲甲板内部は被害がなかったが、右舷外側被害は拡大し、そのため艦首はいちじるしく沈下。ついで左舷に4本命中し第8缶室、25mm機銃弾庫が浸水。最後に左舷2本命中し6番高角砲弾薬庫、後部転輪羅針室、および左推進機軸室が浸水。ついで第4機械室が満水となり、2軸推進となる。この被害により左へ10ﾟ傾斜するも注排水により傾斜は6ﾟまで復原。前後の傾斜は8ｍ以上となり、艦首がいちじるしく沈下して1番主砲塔左舷の最甲板の一部は浸水状態となった。浸水は増加しつつあった。武蔵は合計魚雷20本、爆弾17発、至近弾18発を受けた 1915--傾斜は12ﾟとなり、艦長は総員退去を命じ軍艦旗を降下 1930--傾斜30ﾟになり総員退去開始。傾斜は急激に増加し、転覆と同時に2回爆発あり 1935--沈没。艦長以下1,021名が艦と運命をともにした。生存者1,376名。沈没地点13.7N、122.32E（武蔵戦闘詳報より、実際は夕雲型駆逐艦清霜が記録した12.48N、122.415Eのやや西側）（↑日本海軍重駆逐艦夕雲） 2015/3/2　海底にて船体がPaul Gardner Allenにより発見
信濃	Shinano	横須賀海軍工廠	1944/11/19	―	1945/8/31	◎1940/5/4　起工 ◎1942/6/30　航空母艦に改装
第一一一号艦	No. 111	呉海軍工廠	―	―		◎1940/11/7　起工 ◎1942/3　建造中止、のちに解体

アイコン	意味
	戦闘や事故で失った場合（沈没、墜落）や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
	戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
	映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
	参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
	インターネットやTVゲームに登場する事柄です
	不可解な事故＆事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です